希望と絶望の間で:うつ病、睡眠障害、そして治療への道のり
ノウゼンカズラ
  1. うつ病と睡眠障害不可分な関係

うつ病と睡眠障害の関連性や、処方箋やその他の治療については医学的な根拠を語ることができませんが、私自身の状況や経験を語ることはできます。

 

初めてメンタルクリニックで診察を受けたとき、「どの症状がつらいか」という問診票にどう答えるべきか戸惑いました。自分で表現できる言葉で伝えられるのは、「眠れない」ということでした。

 

私自身、いろいろな辛い症状がある中で不眠にも悩まされてきました。うつ病になってから出会ってきた多くの患者さんが、病院で眠剤を処方されていることを知りました。

 

  1. 減薬と睡眠

ここ数年、私の症状はある意味で落ち着いていたかもしれません。しかし、それは必ずしも希望がある状態とは言えず、ただ、日常生活が過ぎていく中で、漠然とした絶望を感じて過ごしていました。

 

今回の減薬は、突然主治医が提案したものです。私は主治医との信頼関係を非常に大切にし、その親身な治療に感謝しています。以前、大量の薬を減らした経験があり、そのつらさを知っています。しかし、回復に向けて何かを行うなら、その選択肢として減薬があるのかもしれません。減薬はとてもつらいことですが、それを乗り越えられたならば、漠然とした絶望を感じながら過ごしてきたこれまでの数年を変えることができるかもしれません。私はそれに希望を込めて、主治医の方針に取り組む決意をしました。しかし、今回処方から外れたのはトリプタノールという三環系抗うつ薬で、その結果眠れなくなるとは思いもしませんでした。そのメカニズムについては、私が専門的なことを語ることはできません。

 

  1. 医師とのダイアログ:健康への道筋

私と主治医との間には長い関係があり、これまでの経験から主治医を信頼しています。私のことを最もよく知っているのはおそらく主治医でしょう。減薬に取り組む意志を伝えたとき、主治医は「元気になりましょう」と言ってくれました。上手くいくかどうかは自信がありませんが、今まで通り、回復に向けて取り組んでいきます。

 

  1. 薬物療法の見直し:体調とのダンス

今回の減薬で処方から外れたのは、三環系抗うつ剤のトリプタノールです。私が初めて三環系抗うつ剤を処方されて以来、この薬が処方から消えるのは初めてかもしれません。

 

私はこの減薬経験から得られる教訓をブログに書こうと思いました。その一つの理由は、体調が一時的に大きく崩れ、外出もままならなくなることにより、心に重荷と不安を抱えるのはつらいからです。自分の記録を見直すことで、自分の状態を確認できるかもしれません。また、私の経験に共感してくれる人がいるかもしれないと思い、これを書くことにしました。

 

  1. ライフスタイルと心理療法:微調整の力

正直に言うと、私が回復に向けて何を行ってきたかを詳しくは記述していません。その理由は、薬物療法と並行して心理療法も受けてきたからです。

 

私自身の経験から、ライフスタイルの微調整が自分を安定させる力を持っていることを感じています。しかし、それは決して簡単なことではなく、継続することがとても大切です。

 

  1. 未来への展望:希望と恐怖

うつ病の人々が絶望感を感じるとき、それは彼ら自身が絶望的な状況にいると感じるからです。しかし、難しいことかもしれませんが、私たちは自分自身を理解し、自分を大切にすることが大切です。病気の治療は薬だけではなく、自己理解やセルフケアが重要であるということを忘れてはなりません。今後も私自身の経験を共有し続けることで、他の人々とつながり、自分自身と向き合う力を得ることを願っています。

 

以上、私の経験と感想です。あなたも何かを感じ取ってくれたら幸いです。

おすすめの記事