眠れない午4時💤 午前4時のサイレース|眠れない夜を過ごすあなたへ眠れない午4時

少しは眠ったのだろうと思う。
けれど、何時ごろに目が覚めたのか覚えていない。
眠れない夜、布団の中でただ時間が流れていった。

頭の中では、いやな思考がぐるぐると回り続ける。
過去の後悔、これからの不安、どうにもならないこと。
「考えないようにしよう」と思っても、
気づけばまた同じことを繰り返している。
身体は横たわっていても、心はどこか遠くでざわついている。

午前4時。
眠れないまま、サイレースとデパスを飲んだ。
少しでも眠りに戻れるようにと願いながら。
けれど、睡眠薬が効き始めるまでの時間はとても長く感じる。
外はまだ真っ暗で、月の光がうっすらとカーテンの隙間を照らす。
静けさがかえって重たくのしかかるようだった。

眠れない夜は、不安や孤独が大きく見える。
でも、こうして「眠れない」と文字にして残すことで、
ほんの少しだけ心が軽くなる気がする。
書くことで、自分を俯瞰できる瞬間がある。
それは眠れなくても、前に進んでいるという小さな証かもしれない。

夜はいつか終わる。
不眠も、焦りも、いつかは通り過ぎていく。
そう信じながら、また静かに目を閉じてみる。

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